もう一つウィキペディアを見て驚いたのは、キース・レヴィンはPIL加入前にクラッシュのメンバーだった、ということだ。そんなこと始めて知った。みんな知っていたのだろうか?ファーストアルバム「白い暴動」の録音前に脱退しているようだけど。
あまりこれまで注目してこなかったけれど、彼がパンクロック史に残るキーパーソンであることは間違いない。
PILのデビュー曲”Public Image”
このギターには当時あこがれた。パンクロックではない新しい音楽に聴こえた。冒頭のジョン・ライドンのハロー、ハローというのが新しい時代への挨拶に聞こえる。インディーズ、ニューウェイブの時代が始まろうとしていた瞬間の音楽だ。
https://youtu.be/ylOCIP54PIQ
ところでPIL時代のキース・レヴィンはトラヴィス・ビーンというアルミニウム・ネックのエレキギターを使っていたのだそうだ。このギターは1974に創業したアメリカのメーカーのものだ。
リバーブで検索してみるととても高価なギターだった。どれも100万円以上。

76年のビンテージ、いい値段がついているけれど、きっとネックはビクともしないのだろう。ネックからブリッジのあたりまで一体構造のようになっていてこれなら何をしようが曲がらなさそうだ。
いつか弾いてみたいギターとして覚えておこう。