そもそも僕が彼らの存在を知ったのは今から10日前のことだ。6/18にロンドンのウェストミンスター裁判所に出廷を命じられたKneecapのメンバー、Mo Charaの無実を訴える、ポール・ウェラーやらジョニー・マーやらのツイートを見たのがきっかけだった。
その後Xの中だけで追っかけているのだが、たった10日間なのにものすごい活動量、情報量である。目が離せない。
6/20にダブリンのフェアビューパークで単独ライブが行われたようである。
こちらはThe Irish Timesの記事で、お客さんへのインタビュー。ファンもアイルランド語で答えている。
俺は自由だ!とMo Charaが叫んでいるこの映像もその時のものだろう。
そして6/21には、映画「父の祈りを」やポーグスの「ストリート・オブ・ソロウ/バーミンガム・シックス」の題材にもなった事件、ギルフォード・フォーの一人バディ・アームストロングと記念撮影。
そして、6/26にはこのような意味深なツイートが。
そしてこの動画がツイートされる。ガザのジェノサイドに反対する強いメッセージである。
動画には字幕も無いので、文字起こし、日本語訳もしてみた。
As you see something that doesn't look right, it's been destroyed.
Genocide is a crime against all our humanity. It is their intention to destroy, in whole or in part, a group of people simply because of who they are.
To act by causing them serious bodily and mental harm, by deliberately inflicting conditions calculated to bring about their physical destruction, by killing them en masse.
And no circumstances can ever justify it.
This hideous crime has two parts. One, intention. The Israeli government told you what they were going to do.
“We are laying a complete siege on Gaza. No electricity, No food, No water. We are fighting against human animals.”
Two, actions. They decimated the health care system.
“I had to amputate limbs with blunt instrument. Most of the patients I cared for were children with multiple amputation, devastating bands, injuries that no child should really endure. “
“They weaponized humanitarian relief. “
“Aid distribution centres are becoming literal killing fields.”
“When you desperately go out and look for food, you get killed. Two of my cousins were killed while they were looking for food for their children. “
This is collective punishment and extermination of the Palestinian people.
The world has seen a televised genocide. In times of despair, think of the ones who don't even have the luxury to despair. Your voice is so important and we need it now more than any time before.
"We didn't choose solidarity.
We've lived under occupation. We know silence is death."
Stop the genocide.
何かおかしいと思ったら、それは破壊されていた。
ジェノサイド(大量虐殺)は、すべての人間性に対する犯罪だ。ある集団が誰であるかという理由だけで、その集団の全部または一部を破壊しようとする企みである。
身体的、精神的に深刻な害を与え、肉体的な破壊をもたらすような状況を意図的に与え、集団的な殺人を行う。
いかなる状況があったとしても、そんなことは正当化できない。
この恐ろしい犯罪には2つの側面がある。ひとつは意図。イスラエル政府は、彼らが何をしようとしているのかをあなたに告げた。
(アラビア語で) "ガザを包囲する。電気も食料も水もない。我々は人間という動物と戦っている"
2つ目は、行動だ。医療システムを壊滅させた。
「私は鈍器で手足を切断しなければならなかった。私が担当した患者のほとんどは、多発性切断や壊滅的な帯状の傷を負った子供たちだった。」
「彼らは人道支援をターゲットにした。」
「援助物資配給センターは、文字通りの殺戮の場と化している」
「必死に食料を探しているところを殺される。私のいとこ2人は、子どもたちのために食べ物を探している間に殺された。」
これはパレスチナ人に対する集団的懲罰であり、殲滅である。
世界はテレビ中継された大量虐殺を見た。絶望した時には、絶望する余裕さえない人々のことを考えてください。あなた方の声はとても重要であり、私たちは今、かつてないほどそれを必要としている。
「私たちは連帯を選んだわけではない。
私たちは占領下で生きてきた。沈黙は死であることを知っている。」
ジェノサイドを止めろ
そういえば、映画のチケットが届いた。ステッカーも付くというので買うことにした。しかし少し不満があるとすれば、前売り券は1600円でお得だが、送料に420円取られるので、合計2000円を超えてしまい、それなら当日券の方が安いじゃないか、サービスデーとかに行けば、もっと安いじゃ無いか、などと不満に思ったが、Kneecapsの日々の活躍に比べると、そんな小さいことをぶつぶつ言う自分がなんとも恥ずかしい。
